ブラジル、ネグロ川、ブランコ川原産のドワーフシクリッドです。他のドワーフシクリッドとは大きく異なる透明感のある体色とスレンダーな体型から、古くから愛好家の間では珍重されてきた種です。派手な色彩はないものの、透明感のある体色に輝くメタリックグリーンの輝きと、揺らめく度に複雑な色彩を見せる各ヒレが非常に美しいです。オスはメスに比べ各ヒレが伸長し、体色もいくらか派手に見え、特に背ビレ上端、尻ビレ下端に見られる赤い色彩が特徴的です。背ビレのメタリックなグリーンのラインが、オスではより体に近い位置に見られ、細かなスポット状になり、メスではぼんやりと背ビレ上端に対して平行になるように見える点で判別可能です。また、成熟したメスでは腹部がうっすらとピンクに見えます。