分類: | 動物界 - 節足動物門 - 甲殻亜門 - 軟甲綱 - |
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名前: | スジエビ |
学名: | Palaemon paucidens |
英名: | |
別名: | シラサ、モエビ、カワエビ |
大きさ: | 8cm |
体色/体型: | |
説明: | 日本、朝鮮半島南部原産のエビです。細かいスジ模様と、大きく飛び出た眼、脚が長く前脚はハサミになっているのが特徴的です。水底に沈みやすいため釣りの撒餌として使われ、から揚げなどの食用に使われることから馴染み深い種です。くびれた腰や飛び出た目からヌマエビの仲間とは容易に判別が可能ですが、テナガエビの幼個体と判別は難しく、ヒゲが白い、各脚の節は黄色い発色が見られる、尾扇に黒点が並ぶ点などで判別します。生息地により生態、サイズに差が見られ、一般にはA型と呼ばれる上流域や小沼に生息する個体群は小型で、淡水域で繁殖可能です。B型と呼ばれる河川下流域に生息する個体群は10cm近い大型になり、ゾエア期に降海するといわれています。また大型になるB型の個体群の方がスジ模様が明瞭で、抱える卵が小さく数も多いようです。飼育は容易で、肉食性が強く小型魚や他のエビを捕食することから混泳には向きません。大型魚や爬虫類のエサとして最適です。繁殖は中卵型のゾエア放出型で、地域によって閉鎖された水系でも繁殖可能なようです。 |
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