パキスタン、インド、バングラデシュに分布するドワーフ・グラミーの改良種です。オレンジとメタリックなブルーの縞模様を持つ原種から、さらに青い部分の面積を大きく改良したのが本タイプです。美しく飼育が容易なことからアクアリウムではおなじみの種です。本タイプのほかにも多くの改良種が作出され、全身が青くなるパウダーブルー、コバルトブルー、全身がオレンジに染まるサンセットといったタイプも見られます。飼育は容易で、同種間で小競り合いをしますが、温和でゆったりとしていることから、小型魚との混泳も可能です。繁殖はオスが泡巣を作るタイプで、水槽内でも容易に産卵に至ります。しかし稚魚が小さいことから初期試料が難しく、インフリゾリアなどを用意する必要があります。