分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 軟骨魚綱 - 板鰓亜綱 - カグラザメ目 - ラブカ科 - ラブカ属 - ラブカ - |
---|---|
名前: | ラブカ |
学名: | Chlamydoselachus anguineus |
英名: | Frilled |
別名: | Frilled shark |
大きさ: | 100~200cm |
体色/体型: | |
説明: | ラブカ(羅鱶、学名 ’Chlamydoselachus anguineus’)は、カグラザメ目ラブカ科に属するサメである。 ラブカ科の現生種は2種のみ。 外見からウナギザメ(鰻鮫)と呼ばれることもある。 大西洋・太平洋の大陸斜面、水深500?1,000メートルの海底で生活するが、駿河湾などでは浅海に上がってくる。 原始的なサメの特徴が見られることから生きている化石と呼ばれる。 全長2メートルに達し、鰭は体後部に集中する。 鰓弁は大きくヒダ状になり、英名 frilled shark の由来ともなっている。 蛇のように体を伸ばして獲物に食らいつく姿が観察されている。 顎が大きいためかなり大きな獲物も飲み込むことができる。 主に頭足類を食べる。 無胎盤性胎生で、繁殖期はなく、妊娠期間は3年半である。 まれに底曵き網や底延縄で混獲されるが、漁業の対象にはならない。 国際自然保護連合 (IUCN) は保全状況を準絶滅危惧としている。 体型は細長い円筒型。 頭部は幅広くて平たく、短く丸い吻がある。 鼻孔は縦に裂け、前鼻弁で二つに区切られている。 眼は比較的大きく楕円形で、瞬膜を欠く。 非常に大きい口は普通のサメと異なって体前端に開く。 口角に溝・褶はない。 歯列は隙間を開けて並び、上顎で19?28列、下顎で21?29列である。 胸鰭は短くて丸い。 背鰭は1基で小さく、後縁は丸い。 体後方の臀鰭上部に位置する。 腹鰭・臀鰭は大きく、幅広くて丸く、体後方に位置する。 尾鰭は非常に長く、下葉・欠刻がない。 腹面には1対の厚い皮褶が走るが、その機能は不明である。 |
![]() |
価格遷移グラフ