分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - コイ目 - コイ科 - アブラボテ属 - アブラボテ - |
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名前: | アブラボテ |
学名: | Tanakia limbata |
英名: | |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | 黒。銀。黄。赤。茶。緑。青 |
説明: | アブラボテ(’Tanakia limbata’)は、条鰭綱コイ目コイ科アブラボテ属に分類される淡水魚の一種。 体長4-7cmで、大型個体は10cmに達する。 体形は、近縁種のヤリタナゴより体高が高い側扁体形である。 体色は褐色を帯びた銀白色で、肩部や体側面に斑紋や縦帯は入らない。 和名のアブラ(脂)は本種の体色に由来し、ボテはタナゴの俗称。 側線は完全で、側線が通る鱗の数(側線鱗数)は32-36。 口角に1対の長い口髭がある。 背鰭には紡錘型のオレンジ色の斑紋が入る。 尻鰭の縁は黒く、種小名’limbata’は「縁のある」の意。 九州の個体群のみ、縁取りの黒色帯は2本である。 繁殖期のオスは婚姻色を現す。 生息地により婚姻色の発現様態には差異が大きく、体側上半部から背にかけて、濃尾平野から関西地方では暗緑色、岡山では紫色、九州では褐色に染まる。 吻端には白い瘤(追星)が1つ現れる。 メスは黒い産卵管を伸ばす。 |
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