分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 軟骨魚綱 - 板鰓亜綱 - ネズミザメ目 - ウバザメ属 - ウバザメ - |
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名前: | ウバザメ |
学名: | Cetorhinus maximus |
英名: | Basking shark |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | ウバザメ(姥鮫、’Cetorhinus maximus’)は、ネズミザメ目ウバザメ科の一属一種のサメ。 ジンベエザメに次いで、すべての魚類の中で2番目に大きい種である。 ウバザメは汎存種で、世界中の海に広く分布する。 性質はとてもおとなしい。 また、動きは緩慢であり、人間にとって危険性の低い濾過摂食者である。 属名’Cetorhinus’ は、ギリシア語の ketos (「海の怪物」、「クジラ」の意)と rhinos (「鼻」の意)に由来する。 種小名’maximus’は「大きい」という意味を表す。 和名であるウバザメ(姥鮫)は、体側部にある非常に長い’えら:鰓裂’を、老婆の皺に例えて名付けられたとされる。 英語名のBasking sharkは、このサメがしばしば水面近くで餌をとっている様子が観察され、その様子がまるで日光浴(bask)をしているようであったことから名付けられた。 また、このような行動をしている際に簡単に捕らえられてしまうために、かつてはバカザメ(馬鹿鮫)という和名だったこともある(現在も別名として用いられる)。 ウバザメはネズミザメ目の最大種でかつ、知られている限りで最も大きなサメの一つであり、これより大きな種はジンベエザメのみである。 正確に測定された最大の個体は、1851 年にカナダ・ファンディ湾のニシン漁の網にかかった個体である。 全長は12.27m あり、体重は16t と見積もられた。 ノルウェーにおいて、12mを超すウバザメが3尾(最も大きいものは13.7m )報告されているが、この地域周辺のいかなる場所でもそれほどの大きさのサメが捕獲されたという報告がほとんど無いことからこれは疑わしい。 普通、ウバザメは全長3-8m ほどになる。 9-10mを超える個体もいるが、長年にわたる乱獲の後、これほどの大きさの個体は極めてまれになっている(日本では網にかかった9mの個体が瀬戸内海、日立市沖合で見つかっているが、近年はサイズのみならずウバザメ自体見つかることが珍しい)。 ウバザメはかなり特徴的な鰓裂をもっている。 他のサメ類の鰓裂はせいぜい体高の半分程度であるが、本種の鰓裂は腹から背まで、体幹をほぼ一周するかと思われるほど大きく裂けている。 それぞれの鰓裂の間からは赤い鰓がはみ出しているのが見られる。 また鰓 |
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