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分類:動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - スズキ目 - スズキ亜目 - ハマダイ属 - ハマダイ -
名前:ハマダイ
学名:Etelis coruscans
英名:Flame snapper
別名:
大きさ:
体色/体型:
説明:
ハマダイ(浜鯛) ’Etelis coruscans’ は、スズキ目スズキ亜目フエダイ科に属する魚類。
赤い体と長い尾鰭が特徴の深海魚で、日本では高級食材として扱われる。
地方名はオナガ、オナガダイ(東京)、アカチビキ(’和歌山県:和歌山’)、ヘイジ(’高知県:高知’)、アカマチ(’沖縄県:沖縄’)などがある。
ハマダイ属 ’Etelis’ は、インド太平洋にハマダイを含む3種、西大西洋に1種の計4種が知られる。
いずれも水深200-500mほどの深海に生息する。
日本での別名「オナガ」(尾長)、および英名”Longtailed red snapper”は長く伸びた尾鰭に由来する。
ハワイなどでは”Onaga”と呼ばれるが、これは日本での別名「オナガ」に由来する。
ハワイに移住した日系人がそう呼んでいたため、そのまま現地での地方名として定着したといわれる。
”Flame snapper”は「炎のフエダイ」の意で、鮮紅色の体色に由来する。
最大で全長120cmに達する。
体は紡錘形で、背中が鮮紅色・腹側が淡紅色をしている。
マダイよりも赤みが強く、前後に細長い体形である。
尾鰭は深く二叉したV字形で、成長と共に上下両葉が長く伸び、大型個体では特に上葉が糸状になる。
口は大きく下顎もがっしりしており、上顎の先端部には1-2対の犬歯がある。
背鰭は棘条部で最も高く、軟条部との間で一旦低くなり、軟条部で再びわずかに高まる。
目は大きく、両目の間は扁平である。
生態が似ているヒメダイ属魚類は、背鰭がほぼ長方形に近く、両目の間が隆起するのでこの点で区別できる。
食性は肉食性で、小魚・甲殻類・頭足類などを捕食する。
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