分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 軟骨魚綱 - 板鰓亜綱 - ネズミザメ目 - オナガザメ属 - |
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名前: | オナガザメ |
学名: | |
英名: | |
別名: | ニタリ、オナガ(各地)、ネズミザメ、ネズミブカ(関西地方/高知県/山口県)、キツネブカ(石川県)、ハチワレ、バケオナガ、バケ(各地)、ドブネズミ、ドブネズミザメ(九州地方)、マオナガ、オナガ(各地)、ネズミザメ、ネズミブカ(関西地方/高知県/山口県)、キツネブカ(石川県)、ハタオリ、ハタオリザメ(宮城県) |
大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | オナガザメ(尾長鮫、英: ’Thresher shark’)とは、ネズミザメ目オナガザメ科に属するサメの総称。 オナガザメ科はオナガザメ属 ’Alopias’ 1属のみを含み、ニタリ・ハチワレ・マオナガの3種で構成される。 全世界の熱帯から温帯、また亜寒帯海域まで広く分布する。 全長の半分を占める長い尾鰭により、他のサメと見間違えることはない。 大型になり、最大全長は3m〜7mを超えるものまである。 繁殖様式はいずれも胎生で、ネズミザメ目に共通して見られる卵食型である。 主に外洋を回遊し、非常に活動的である。 内温性を備え、体温を海水温よりも高く保つ。 人に対しては攻撃的でない。 むしろ海中では警戒心が強く近寄ることさえ難しい。 マグロ延縄などで混獲され、肉や鰭、脊椎骨、皮、肝油が利用される。 体の半分程を占める、極端に長い尾鰭が特徴である。 その長く伸びた尾鰭により、他種と見間違えようがない。 魚の尾鰭は上半分を上葉、下半分を下葉といい、サメ類ではたいてい上葉が長くなっている異尾(いび)であるが、オナガザメ属では上葉の伸長がとりわけ著しく、胴体とほぼ同じ長さかそれ以上になる。 オナガザメ属3 種の中で最も大きくなるのはマオナガ ’A. vulpinus’ で、全長 7.6m 、体重 348kg の記録がある。 ただしこれは全長(頭の先端から尾鰭の後端までの長さ)なので、この個体の体長(頭の先端から尾鰭のつけ根までの長さ)は4m 程度である。 2 番目に大きいのはハチワレ ’A. superciliosus’ であり、全長4.89m に達する。 最も小さいのはニタリ ’A. pelagicus’ で、全長3m 程度である。 背側の体色は灰色から黒色、褐色あるいは青色で金属光沢がある。 腹側は白色。 ハチワレは主に深層に生息している(後述)ためか、背側は茶色の体色を持つものが多い。 科名Alopiidaeと属名’Alopias’の由来となったギリシア語の’Alopex’とは「’キツネ:キツネ(狐)’」の意。 これはキツネのように尾が長いことから命けられたと考えられ、英名でも’Sea Fox’の呼称がある。 日本でも“キツネブカ”と呼ぶ所がある。 英名では、Thresher shark (「Thresher = ’殻竿:脱 |
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