分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - コイ目 - バラタナゴ属 - R. atremius - |
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名前: | カゼトゲタナゴ |
学名: | Rhodeus atremius |
英名: | Kyushu |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | 縦縞。背青黒。銀。赤。緑。青 |
説明: | カゼトゲタナゴ (’Rhodeus atremius atremius’) は、コイ目コイ科タナゴ亜科に属する淡水魚。 形態がよく似るスイゲンゼニタナゴ ’R. a. suigensis’ とは亜種の関係であるが、文献によってはカゼトゲタナゴを独立種 ’R. atremius’ とし、同様にスイゲンゼニタナゴも ’R. suigensis’ として記載している。 全長4-5 cmとタナゴ類中でもかなり小型であるが、最小のスイゲンゼニタナゴよりはやや大きい。 体型は側扁し、体高はバラタナゴより少し低く、スイゲンゼニタナゴより少し高い。 体色は銀白色で、体側に1本の明瞭な暗青色の縦条、鰓蓋後部に青色小班がそれぞれ入る。 縦条の前端部は細く尖っており、この点でもスイゲンゼニタナゴと異なる。 繁殖期のオスは体側前部および背部が淡青色、腹部は淡紅色、腹部下縁が黒くなる婚姻色を呈する。 縦条は明るい青に、尾鰭の基部や口唇は朱赤に、臀鰭は黒で縁取られ内側は朱赤となる。 吻の上部には白色の追星が出る。 メスは明らかな婚姻色を発現せず、産卵管を伸長させる。 |
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