分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - 新鰭亜綱 - アンコウ目 - アカグツ亜目 - チョウチンアンコウ属 - チョウチンアンコウ - |
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名前: | チョウチンアンコウ |
学名: | Himantolophus groenlandicus |
英名: | Atlantic footballfish |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | チョウチンアンコウ(提灯鮟鱇、学名:’Himantolophus groenlandicus’)は、アンコウ目チョウチンアンコウ科に属する魚類の一種。 丸みを帯びた体型と、餌を誘うために用いられる頭部の誘引突起(イリシウム)を特徴とし、深海魚として比較的よく知られた存在である。 チョウチンアンコウ(’H. groenlandicus’)は主に大西洋の深海に分布し、カリブ海などの熱帯域からグリーンランド・アイスランドのような極圏付近まで幅広く生息する。 およそ160種が含まれるチョウチンアンコウ類の中で、1837年に最初に記載された’種 (分類学):種’が本種である。 チョウチンアンコウは丸みを帯びた体型をしており、体表は小さな突起によって覆われる。 体色は灰色から黒褐色で、これまでに得られた雌の体長は3.2−46.5cmの範囲であった。 背鰭・臀鰭・胸鰭の鰭条数はそれぞれ5本・4本・14-18本。 誘引突起は背鰭第一棘が変形したもので、本科の場合その長さは体長の半分程度であることが多い。 擬餌状体の形態と、体長と比較した皮弁の長さの割合が、チョウチンアンコウ科の他の仲間から本種を鑑別するための重要な形質となっている。 太平洋を主な生息域とする ’H. sagamius’ (Pacific footballfish)とは特に形態が類似しているため、小型の個体では区別が難しい。 雄は雌よりも極端に小さい矮雄(わいゆう)であるが、体長は4cm近くに達し、雌への寄生をしない自由生活性の矮雄としては最も大きく成長する。 チョウチンアンコウ科魚類の雄は形態学的な特徴に乏しく、これまでに本種の雄と確実に同定された個体はない。 |
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