分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - 新鰭亜綱 - トゲウオ目 - トミヨ属 - |
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名前: | トミヨ |
学名: | Pungitius sinensis (Guichenot, 1869) |
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大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | トミヨ(富魚、止水魚)とは、硬骨魚綱トゲウオ目トゲウオ科トミヨ属に属する’魚類:魚’。 また、トミヨ属に属する魚の総称でもある。 冷帯を中心に分布し、世界で10種程度が知られ、日本にも数種が分布している。 一般には、海水、汽水、淡水に生息するが、きれいな冷水(15度前後)を好むため、日本では北海道など以外では、水温の低い湧水池やそれに程近い流域などの淡水環境に生息している。 このため、水質の変化や渇水の影響を受けやすい。 各地で絶滅の危機に瀕している場合があり、美しい自然のシンボルとして保護活動が行われている。 背ビレの前半では、棘の間に膜がなく、ヒレではなく棘が並んでいる状態。 棘の数は種によって7〜10本。 産卵期(4 - 6月)になると、オスが水草類を集めて、水中にピンポン玉状のような大きさ数cmの巣を作り、メスを誘う。 メスが巣の中に産卵すると、オスが受精させ、その後、オスは食べ物を摂らず、卵を守り、巣の中に新鮮な水を送るなどの世話をする。 この仲間のオスがメスよりも短命なのは、この子育てが原因であるという説がある。 |
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