分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - コイ目 - アブラボテ属 - ヤリタナゴ - |
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名前: | ヤリタナゴ |
学名: | Tanakia lanceolata |
英名: | |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | 黒。銀。赤。茶。緑。青 |
説明: | ヤリタナゴ(槍?、’Tanakia lanceolata’ )は、条鰭綱コイ目コイ科アブラボテ属に分類される淡水魚の一種。 体長10-13cm。 体形は側扁し、タナゴ類としては体高が低く、近縁種とされるアブラボテに比べ前後に細長い。 体色は銀白色で、肩部に暗斑は入らず、体側面にある緑色の斑紋も細く不鮮明。 種小名 ’lanceolata’ は「槍の穂先のような」の意で、和名とほぼ同義である。 側線は完全で、側線が通る鱗の数(側線鱗数)は36-39。 口角に1対の長い口ひげがある。 背鰭の条間膜には、アブラボテ属の特徴として紡錘型の暗色班が入る。 分布が極めて広いため地域によって形態に差異がみられる。 九州産のものは特に形態差が大きく、体高が低くスマートであるほか、背鰭条数が本州産のそれよりも1-2本多い。 オスの婚姻色は産地により多少の差異がみられる。 体色は胸部が鮮やかなオレンジ色に、その他は淡い緑に染まる。 背鰭前縁と尻鰭下縁、産地により尾鰭中央後端にオレンジ色が発色し、下腹部および腹鰭、尻鰭下部は黒くなる。 ’メス (動物):メス’には淡いオレンジ色の短い産卵管が現れる。 |
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