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タカアシガニ
分類:動物界 - 節足動物門 - 甲殻亜門 - 軟甲綱 - 真軟甲亜綱 - 十脚目 - 抱卵亜目 - タカアシガニ属 - タカアシガニ -
名前:タカアシガニ
学名:Wikispecies:Macrocheira
英名:Japanese spider
別名:
大きさ:
体色/体型:
説明:
タカアシガニ(高脚蟹)(学名’’Wikispecies:Macrocheira kaempferi’)は、十脚目・短尾下目・クモガニ科に分類される蟹。
日本近海の深海に生息する巨大な蟹で、’生物に関する世界一の一覧:世界最大’の現生節足動物である。
カニ類の中では系統的に古い種で、生きている化石とよばれる。
現生のタカアシガニ属 (’Macrocheira’属)は1属1種だけだが、他に化石種が2種類報告されている。
全身が橙色だが、脚には白色のまだら模様が入る。
脚は非常に細長いが、さらに成体のオスでは鋏脚が脚よりも長くなり、大きなオスが鋏脚を広げると3mを超える。
甲羅は最大で甲幅30cm、甲長40cmほどの楕円形で、盛りあがっていて丸っこい。
複眼は甲羅の前方に並び、複眼の間には斜めの棘が左右に突き出す。
若い個体は甲羅に毛や棘があり、複眼の間の棘も長いが、成熟すると毛は短くなり、棘も目立たなくなる。
生息域は岩手県沖から九州までの太平洋岸で、東シナ海、駿河湾、土佐湾である。
日本近海の固有種と言われていたが、1989年に台湾の東方沖で見つかっている。
水深150-800mほどの深海砂泥底に生息し(特に水深200-300mに多い)、春の産卵期には、水深50m程度の浅いところまで移動して産卵する。
学術名はエンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer)にちなんで名づけられ、彼の生誕350年の折には剥製がドイツに送られた。
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