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アメリカカブトガニ
分類:動物界 - 節足動物門 - 鋏角亜門 - 節口綱 - カブトガニ目 - アメリカカブトガニ属 - アメリカカブトガニ -
名前:アメリカカブトガニ
学名:Limulus polyphemus
英名:Atlantic
別名:
大きさ:
体色/体型:
説明:
アメリカカブトガニ(学名:’Limulus polyphemus’)は、カブトガニ科アメリカカブトガニ属に属する海生節足動物。
メキシコ湾を含む北西大西洋沿岸に分布する。
ヨーロッパでも迷入個体が発見されている。
体は大きく頭胸部・腹部・尾剣に分けることができる。
背甲は馬蹄形で灰緑色から暗褐色。
雌雄は似ているが、雌は雄より 25-30 % 大きくなり、最大で60 cm程度になる。
背甲には藻類・ヒラムシ・貝・フジツボ・コケムシなど様々な付着生物が付くため、’living museums’ などと呼ばれることもある。
本種の豊富な地域ではよく背甲や脱皮殻、またはその破片などが波打ち際で見られる。
腹面には6対の脚があるが、最も前方の鋏角は頭胸部中央の口に餌を渡すために用いられる。
その次の脚は触肢であり、歩脚として用いられるが、雄では交尾中に雌を押さえるために鉤爪状となっている。
残り4対は歩脚である。
脚先は鋏となるが、最も後方の脚は体を押し出すために葉状になっている。
脚の後方にはさらに6対の付属肢がある。
最初の1対は蓋板と呼ばれ、生殖孔がある。
蓋板の形状はアジア産のカブトガニと異なっており、容易に区別できる。
残る5対は書鰓と呼ばれる平板状の構造となっている。
これは水中での呼吸に用いられるが、陸上でもこの部分が湿っていれば短時間は呼吸することができる。
尾剣は遊泳する際の舵取り、または裏返しになった時起き上がるために用いられる。
他の感覚器官として、腹面の単眼の近くに小さな化学受容器がある。
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