分類: | 動物界 - 脊索動物門 - 脊椎動物亜門 - 条鰭綱 - アロワナ目 - アロワナ科 - Scleropages属 - アジアアロワナ - |
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名前: | アジアアロワナ |
学名: | Scleropages formosus |
英名: | Asian arowana |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | アジアアロワナはアロワナ科に属する淡水魚である。 いくつかの体色の異なる種類があり、それぞれ別種として記載している文献もある、本稿では、この種を「アジアアロワナ」として扱うことにする。 体色によって、様々な呼び名がある。 東南アジア原産で、湿地や沼地を抜ける流れの穏やかな川(’ブラックウォーター (陸水学):ブラックウォーター’)に生息する。 成魚は魚食性で、若魚は昆虫などを主に食べる 。 アジアアロワナは観賞魚として人気であり、特に中国文化の影響が見られる地域では文化的に重要である。 その理由は、本種が中国の神話に登場する生物である竜に似ていることと、中国において縁起が良いとされる配色(金や赤)をしていることであり、それにちなみ龍魚という呼称で愛好されている。 アジアアロワナは成長すると90’センチメートル:cm’ほどになる。 本種の鱗は大きく、円鱗で、光沢をもったり、モザイク状や、波状の模様をもつ物もある。 アジアアロワナは同属の他種と、側線上の鱗が少ない(ノーザンバラムンディの32-36枚に対して本種は21-26枚)ことや、胸びれや腹びれが長いことなどで区別される。 グリーンアロワナの体色は、背面が暗緑色、側面に掛けて銀から金、緑色となり、腹面は銀白色になる。 側面には暗緑から青の斑点が入ることもある。 成魚では、目の上から頭頂部にかけて明るいエメラルドグリーンの発色がみられる。 スマトラ・ゴールデン(紅尾金龍)の成魚では、側面の鱗や鰓蓋、腹部には金属的な金色の光沢がみられ、背は黒色だが、尻びれなどは赤黒から赤茶色に色づく。 若魚のうちは、成熟時に金色となる部分は銀色をしている。 マレーシア・ゴールデン(過背金龍)の成魚は紅尾金龍と、背に完全な金色の金属光沢を持っていることで区別できる。 また、この系統は、紅尾金龍の特徴であるひれの赤褐色の発色もない。 スーパーレッドと呼ばれる種類では、鰓蓋、側面の鱗、各ひれに金属的な赤や、金色から深紅の発色がみられる。 背は濃い茶色。 若魚期に背の色が暗いほど、成熟したときの赤色の発色が濃くなると言われる。 |
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