分類: | 動物界 - 節足動物門 - 甲殻亜門 - 軟甲綱 - 十脚目 - ヒメヌマエビ属 - ヤマトヌマエビ - |
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名前: | ヤマトヌマエビ |
学名: | Caridina multidentata |
英名: | Japanese marsh |
別名: | |
大きさ: | |
体色/体型: | |
説明: | ヤマトヌマエビ(大和沼蝦、学名:’Caridina multidentata’)は、エビ目(十脚目)ヌマエビ科に分類されるエビの一種。 インド太平洋沿岸の河川に生息する淡水生のエビである。 日本産ヌマエビ科の中では大型種で、ペットとしても人気がある。 学名は ’Caridina japonica’ が長く用いられてきたが、2006年に ’C. multidentata’ の記載が明らかになり、’C. japonica’ はシノニムとなった。 成体の体長はオス35 mm・メス45 mmほど。 メスは大きいものだと50 mmを超えることもある。 メスの方が大きくて体色が濃く、体つきもずんぐりしている。 複眼は黒く、ヌマエビ類としては大きい。 複眼の間にある額角はわずかに下向きで、鋸歯状の棘が上縁に11-27個、下縁に4-17個ある。 5対の歩脚は短くがっちりしていて、このうち前の2対は短く、先端に小さな’はさみ (動物):鋏’がある。 体色は半透明の淡青色-緑褐色で、尾の中央に三角形の黒い小斑、尾の両端に楕円形の黒い斑点がある。 体側には線状に赤い斑点が並ぶが、オスは点線状(・・・)、メスが破線状(- - -)である。 また、個体によっては背中の真ん中に黄色の細い線が尾まで走る。 スジエビやテナガエビ類は脚や眼柄、額角が長い。 トゲナシヌマエビは体型や生息地が似ているが、やや小型で体側に斑点がないので区別できる。 |
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